ジノプラチナム チャビー

ずいぶん前に一度味見をしたのだが今回はブレイク物の自家消費ということで近所の居酒屋のお供に連れ出した
チャビーはいわゆるパーフェクトシェイプでチューブ缶入り
中身が解るようにと1本だけ缶から出して展示していたのですが、どなたかが揉まれたようで・・
困ったことなのですがそういうことも希にあります
でもって、こんな場合は自家消費となってしまうわけですが・・
 
シガーOKの、その居酒屋は焼酎がメインでした
さて、焼酎とのマリアージュは勉強したことがありません
焼酎のことも全くと言っていいほど知りません
さっそくお店の方に尋ねることに
ほほう。なるほど、なるほど・・。
こちらのお店は薩摩焼酎に特化したお店のようです
いろいろ教えていただいたのですが右の耳から左の耳へ途中下車することなく通過してしまいました
 
「よく知らないので琥珀色の焼酎を下さい」と注文しました
だったら・・と店長が「葉巻にも合わせやすいんじゃないかなぁ  たぶん」
と、すすめてくれたのが米焼酎の「○○○○鶴」
ブランデーの琥珀を意識して一応ロックでお願いし、早速チャビーに火を着けた
パーフェクトシェイプは焙りがいらない
紙巻きのように火を着けのんびりと吹かす
こいつは端「ハナ」から旨い。
火を着けた瞬間から香ばしい柔らかくてほんのりスパイシーな喫味がやさしく内鼻孔を刺激する
見た目にもダビドフを思わせる肌の綺麗なラッパーはそのシェイプと併せて実に美しい。
などと手に持ったシガーを角度を変えながら眺めて、おすすめの焼酎をいただく
ん? 口当たりが軽い。 それにフルーティーに甘い?
これが米焼酎の特徴なのか?(全く知識がない)
しかし琥珀色になるには熟成しているのであろう コクもある。
また一口飲んで、チャビーをくわえる。
おおっ? 口にふくんだシガーのけむりが一段とまろやかに感じる。「うまい!」思わずつぶやく
いままであまりに無知であったことに気がつく
洋酒は合うことは当然として、日本酒は・・ と勝手に否定していた。
米焼酎がこれだけ合うのだからもしかしたら、と考えてしまう
まあ、この組み合わせが絶妙だったのかもしれないのだが(だから“マリアージュ”って云うんだろうけどね)
 
このチャビー、途中も含めてリング真下までずっと味が安定している
これは凄いこと。
小生の場合、そのシガーが旨いとなればリングを剥いてそこまで吸う。
そして、このチャビーはまさしくそうだった
でもシガーの大部分は、はじめと終わりで味の変化があり、それを楽しむのも目的ではあるのだが
小生の試したチャビーは最後までやさしくまろやかだった。
 
早速お客様に奨めよう
いままでヒョミドール奥にあって目立たなかったが前に出し、自信を持っておすすめできる。
熟成が進んで、ちょうど吸い頃だし