ダッチマスターチューブ グレープ・バニラ・コニャック

10月にスモーキングコレクション会場で紹介のあったシガーの新製品の中で一番気になっていた商品が今日入荷した
ご丁寧にプラスチックチューブ(試験管?)に一本ずつ入れられたコイツはショートフィラーのマシーンメイドではあるが、有り難いことにラッパーはシートではなく ちゃんと葉脈のあるリーフで巻かれている
フレーバーの利いた葉巻は他にもあるがそのほとんどが香料を染み込ませ易いシートで巻かれたもの。リーフラッパーの恩恵は吸い始めて数分経ってのちに実感するのだ
グレープフレーバーのものを久しぶりに試してみた。スモコレの時にはあまりにたくさんのタバコを試喫していたので正直なところ舌が少し麻痺していたのだが、それでもこのダッチマスターを試したとき「軽くてとても吸いやすいし味も悪くない」この価格設定ならイケル!という印象を受けたのだ。
・・さてどうかな?などと思いつつチューブのキャップを開けて中身を滑り出させる。もろにmade in USAの香り。
貴兄は ひも状の、或いは巻テープ状の紫色のガム(USA)を食べた事がおありだろうか?この味付けはまさしく その“グレープガム”そのままである
くわえると直ぐにグレープガムの味。火を付けるとその香りが周囲に万遍なく行き渡る。「甘くて美味しそうな香り」とは来店されてその残り香を嗅がれたお客様達のご感想。
噴かし始めは甘い香料と味付けの裏側にスマトラ葉のミニシガリロのような乾いた軽い辛味のような苦味渋味がほんの少しだけ顔を覗かせるがじきにとても吸いやすい素直な癖のない葉の味になる。たぶん香り付けがなくてもそこそこ良い味のシガーなのではないだろうか
1/3を過ぎる頃にはとても美味しくなっている。たぶんここら辺りから残り1/4位までが最高の味なのではないかと小生は感じた。後半になっても喫味は軽くスムースだ
これはかなり良いです。明日からガンガンお客様にご案内していくつもりです